♪ゆきの~ふる夜は~たのしいペチカ♪・・・ではなくて 読書に限る!
最近嵌っているのが「柴田よしき」。
最初に読んだのが「RIKOシリーズ」で、歪な性の描写に違和感を覚えたが、う~ん。。。それもありかな? と受け入れられるようになってからは「探偵シリーズ」やワーキングガール物と読み漁り、すっかりファンになってしまった❤❤❤
なかでもお勧めが「朝顔はまだ咲かない」。
ひきこもりの少女?女性?(年齢からしてどっちなんだろう?)のお話。
暗さは無く、印象に残ったのは「ひきこもりの数だけひきこもりがある」ということ。
・家から出られないけど家の中ではそこそこまともに暮らせる人
・家からだけではなく、自分の部屋からもめったに出られない人
・家族とは会話できないのに友達とは話せる人
・家族としか話せないひと・・・・・などなど
家の中での生活も様々で
・寝てばかりいる人
・一日中テレビゲームかオンラインゲームをしている人
・ネットで五重人格くらいに分裂して、掲示板荒らしをしている人
・絵ばかり描いている人
・自宅でちゃんと仕事をして、メールで外の世界と繋がっている人・・・・・などなど
ここにも色んな個性があって、それぞれの個性を理解したい。(掲示板荒らしはちょっと困るが)
ひきこもりの主人公から見た外の世界の描写が大変面白いのと、主人公が日常的なちょっとした出来事を推理していく内容もお勧め。
私も雪に埋もれた外界から、読書しながらプチひきこもり。。。。。